ビジネスウェア、シンガポールで買うならここがおすすめ！ ～メンズ編～
こんにちは！ リーラコーエン シンガポール リサーチャーのShihoです。
一年を通して高温多湿のシンガポールでは、ビジネスウェアもカジュアルであることが多いですよね。
男性はワイシャツにスラックスが当地で馴染みのあるスタイルで、ジャケットやネクタイを着用している方は少数です。
ただ、日本人ビジネスパーソンの皆さんはどこでビジネスウェアを買っているのでしょうか？
私個人がパッと思い浮かぶのはユニクロ、MUJI、ZARA、H&Mいった定番ブランドですが、今回は弊社社員に協力を得て、当地でビジネスウェアを購入するのにおすすめのお店について調べてみました。
「シンガポールで、ビジネスウェアを調達しなくてはならなくなった！」
そんなお急ぎの方は、在住者だけでなく出張で当地に来られている方も、ぜひ参考にしてみてください。
【目次】
1. G2000
2. Benjamin Barker
3. COS
4. The Shirt Bar
番外編～ホーカーでスーツオーダー!?
1. G2000
弊社の男性社員から圧倒的な支持を受けるブランドと言えば、G2000(G two thousand)。
1985年に香港での創業以来、アジアで親しまれる有名ブランドチェーンに成長しています。
シンガポールには2024年6月現在18店舗を展開しており、メンズ、レディースをフォーマルからカジュアルまで幅広く商品を取り揃えています。
地元っ子からも愛されるG2000は、お値段のリーズナブルさと高見えするデザイン、店舗の多くが主要なショッピングモールに入っているのでアクセスしやすい点で選ばれています。
いくらリーズナブルとは言え、ビジネススーツは既製品しか取り揃えがないわけではありません。
G2000にはスーツ・スぺシャリストと呼ばれるエキスパートがおり、あなたの好みやニーズ、ライフスタイルに合わせた提案をしてくれます(オンラインでアポイントを要予約)。
またG2000 Blackのブランドラインでは、現在英国Savile Rowの有名テイラーと組んだコレクションをION OrchardとVivo Cityの2店舗限定で取り扱っています。
本場のテーラーリングを味わいたい方におすすめです。
G2000
https://g2000.com.sg/
ION ORCHARDほか多店舗展開
2. Benjamin Barker
お次はメンズウェアにフォーカスしたテーラーをご紹介します。
弊社の社員は特にここにお世話になっていると、推してくれました！
Benjamin Barker(ベンジャミン・バーカー)は、クラシック且つビンテージなメンズウェアを得意とするシンガポール発のファッション・ブランドです。
2007年の創業以来、現在シンガポール国内に12店舗を構えており、これとは別にアウトレットも3店舗が展開されています。
オーストラリアやほかの東南アジア諸国にも進出しており、勢いのあるブランドです。
このブランドの特徴はメンズファッションに特化している点です。
フォーマルからカジュアルラインまで、シャツ、スーツ、靴やネクタイなどのアクセサリーを幅広く取り揃えていて、ワンストップでお買い物できます(カジュアルラインとしてはB by Benjaminのドメインで展開)。
クラシックとビンテージをテーマに置いたブランドだけあり、これぞ王道といったスーツを揃えたい場合におすすめです。
創業者のヤップ氏はかつて、ブランドチームを日本に送り、そこでスーツの作り方について学ばせたこともあるのだとか。
そういった点も、日本人からも支持されやすい土壌があるのかもしれませんね。
Benjamin Barker
https://www.benjaminbarker.co/
ION ORCHARDほか多店舗展開
3.COS
H＆Mグループ傘下にあるCOS(コス)は、現代的でミニマルなデザインを中価格帯で提供するブランドとして、シンガポールには3店舗展開しています。
メンズとレディース両方のラインを有しており、カジュアルな中にもフォーマルさを取り入れたい、そんなビジネスパーソン向けのブランドです。
サステナビリティを大きく謳う同ブランドはリネン、コットン、シルクなどの自然素材を使うだけでなく原料が育つ土壌にまで強いこだわりを持ち、現在は京都の絞り染め職人とコラボしたコレクションも展開するなど、多方面でサステナビリティを追求しています。
リネン素材のスーツは、当地の蒸し暑い気候にもピッタリ！
涼やかな着こなしで仕事に専念したい、またシンガポールに溶けこみながら自分らしさも演出したい方におすすめです。
COS
https://www.cos.com/en/index.html
ION ORCHARDほか2店舗を展開
4. The Shirt Bar
シンガポール政府観光局とエンタープライズ・シンガポールが主導する、シンガポール発のブランドを支援するためのイニシアティブ「MADE WITH PASSION」。
2020年に発足したこの枠組みには現在約160の地元ブランドが名を連ねていますが、The Shirt Bar(ザ・シャツ・バー)もその一つです。
シンガポールで現在6店舗構える同ブランドは、元は多くのグローバルブランドのデザイン・生産を請け負っていましたが、現代ファッション業界の構造やチープなファッション・トレンドへのアンチテーゼとして自ら小売り業に乗り出したところから出発しています。
フォーマルからカジュアル、ビジネスからプライベートまで様々な用途でのメンズウェアを揃えています。
ファッション性とテクノロジーを融合させることに長けており、例えばシワになりにくく、抗菌・抗UV、防臭工を施したシャツや、コーヒー、ワインなどの液体をこぼしてもはじく耐水シャツなど、テクノロジーを活かしながら自分たちの掲げるスロー・ファッションを両立させることに情熱を注いでいます。
The Shirt Bar
https://theshirtbar.co/
Vivo Cityほか5店舗を展開
番外編～ホーカーでスーツオーダー!?
このブログ記事を書くにあたり弊社男性社員に話を聞いたところ、ホーカーセンターにある仕立て屋でスーツオーダーしたことがあるという社員が。
何年も前の話だそうですが、Waterfrontのホーカーセンターで、という情報しか得られなかったのですが、フルオーダーなので自分の体形にぴったりフィットしていて、しかもそれが安価に仕立てられて大満足だったそう。
かく言う私も以前中国に住んでいた頃、衣料市場の仕立て屋でコートや主人のスーツを仕立ててもらった経験を思い出しました。
不確かな情報で恐縮ですが、もしここがおすすめ、などの口コミがございましたら、ぜひ弊社の社員にお伝えくださいませ。
ちなみに、ここにご紹介したようなお店なら、裾直しなどのお直しも受け付けてくれます。
だいたい1～2週間ほどかかるようですが、お急ぎの場合は提携しているモールに入っている仕立て屋や、街の仕立て屋に持ち込めば2～3日で仕上げてくれます！
お店によっては英語が通じにくいこともあるようですが、洋服を持参して話せばこちらの希望をきっと理解してくれることと思います。
シンガポール生活をますます彩るブランド、ビジネスウェアに出会えますように！
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