ついに入国申請撤廃へ!シンガポールコロナ規制緩和について(2月16日時点)

こんにちは。

リーラコーエン シンガポールの平林です。

 

連日1万人を超える新型コロナウイルスへの感染が確認されている一方で、

MOHより2022年2月16日に新たな規制緩和について発表がありました。

 

冒頭では、現在のオミクロン株が猛威を振う状況は、その高い感染性から事前に予測済みとしており、

ワクチン接種率やブースターの効果、また政府による安全管理措置により重症件数を抑えており、

重症患者を十分に治療できるだけの医療機関が確保されている状況と記載されております。

 

中でも、今回の規制緩和で最も喜ばしい内容は

長期滞在ビザ保持者に対する入国申請の撤廃(2月22日以降)ではないでしょうか。

今回は2月16日時点でのMOHからの発表内容について、気になる部分をまとめてみました。

 

目次:

1. 国境措置について

2. Safe Management Masures(SMM)について

3. VTL追加国について 

 

国境措置について

先ほどもお伝えした通り、外国人在星者の方にとって最も影響があるであろう入国申請の廃止は、

2月21日23時59分以降のシンガポール入国から適用となります。

 

2020年3月から導入された入国申請(Entry Approval)が廃止されることにより、

一時帰国を希望されていらっしゃる多くの方にとって、少し負担が軽減されたのではないでしょうか。

同時に、新規渡航がある度に申請および宿泊先の確保に時間を取られていた企業担当の方の負担もかなり軽減されるかと思います。

 

対象者は長期滞在ビザ(Work Permit以外)をお持ちの外国人となり、

入国に関する手続き(SG Arrival Cardやワクチン接種証明の提示)やSHNは引き続き対象となります。

詳細はこちらをご確認ください。

 

隔離期間についても、期間を7日間に統一すると発表しております。

日本は既に7日間でしたので、現状維持となりますが、

それに加えて、渡航履歴も14日から7日に短縮されたため、複数国を跨ぐ移動は少しは容易になるかと思います。

 

また、VTL及びカテゴリー1の渡航者に対しては、入国時のPCR検査が不要になります。

(代わりに入国24時間以内に島内のテストセンターにてARTテストの実施が必要です)

 

Safe Management Masures(SMM)について

次に在星者が気になる、国内での感染対策措置についてです。

MOHは最も重要で効果的な以下5つに簡素化することにより、より理解を深めて順守しやすくすることを目的としております。

 

a. Group sizes:

引き続き1度に集まれる人数は上限5人とするが、訪問者は1日5人ではなく、1回5人までにとする。

 

b. Mask wearing:

マスク着用は引き続きデフォルトとし、例外はなし。

 

c. Workplace requirements:

引き続き、在宅勤務可能な従業員の最大50%までがオフィスに戻ることができる。またルール合理化の一環として、職場内の懇親は1回5人まで可能。

 

d. Safe distancing:

マスク着用時のセーフディスタンスは不要(引き続き推奨はされる。なお、マスクなしの場合は引き続き1メートルの間隔が必要)。

 

e. Capacity limits:

3月4日以降のイベント(冠婚葬祭や宗教、メディア、ビジネス等)は会場の収容人数に応じてサイズ制限を変更。マスクとワクチン接種は必須。

ただし、感染規模が高い大規模なイベントについては予防措置として収容制限あり。     

 

SMMについては、あまり大きな変更はない印象ですが

マスク着用とワクチン接種をポイントとして、今後も段階的に緩和傾向に進むことが予測されます。

 

VTL追加国について

最後にVTL対象国についても少し進展がありました。

シンガポールに住む多くの方が待ちわびていた、インドネシアのビンタン、バタム島への海路がついに解禁されます! 

 

申請開始は2月22日10時からスタートし、最初のフェリーは2月25日から運航予定です。

恐らく応募殺到が予想されるのですが、海外に行きたくてうずうずしていた方にとっては吉報ではないでしょうか。

 

その他のVTL国としては、香港、延期されていたカタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)が加わります。

空路でのVTL割当人数はすでに復活しており、陸路も2月22日に回復予定だそうです。

詳細については、こちらをご確認くださいませ。

 

最後に

今回は2月16日にMOHから発表されたコロナ規制緩和についてまとめてみました。

翌日2月17日には日本政府により、2月20日以降のシンガポールからの入国の際は検疫所の宿泊施設において3日間の待機が必要との発表がありました。

 

日を追うごとに、また各国によって施策が変わるため、一時帰国や出張をご検討の際は、随時最新情報をご確認ください。

私どももなるべく最新の情報をお伝えできればと思いますので、ぜひともまたリーラコーエンブログへ足を運んでいただけますと幸いです。

 

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