今改めて考えたい、自分のメンタルウェルビーイングを保つための5つの方法
こんにちは。
リーラコーエン シンガポールマーケティング担当の野上です。
あっという間に5月も最終日ですね。
日本では、新生活が始まりしばらくした後の疲れが出る、いわゆる「5月病」が話題に上がることの多い時期ですが、選択肢が多くいつでも新生活のタイミングが訪れたり、日々の業務が目まぐるしかったりする昨今の忙しい現代社会では、自身のメンタルヘルスを良好に保つことがますます難しくなっています。
ここシンガポールでも、メンタルヘルスに関する調査は国民へ定期的に行われており、適宜サポート体制の見直しが行われています。
また昨今、特にコロナ禍を経て、精神の健康にますます気を遣う「メンタルウェルビーイング」の思想も浸透しつつあります。
そこで今回は、日々忙しい生活の中で、自身がハッピーに、メンタルウェルビーイングを保つための方法をいくつかの視点から考えてみたいと思います。
【目次】
1.方法その1:自身のストレスと向き合い、管理する
2.方法その2:健康的な生活習慣を心がける
3.方法その3:職場での人間関係の構築に目を向ける
4.方法その4:ワークライフバランスにこだわる
5.方法その5:「キャリアを通して成長する」意識を持つ
6.最後に
方法その1:自身のストレスと向き合い、管理する
・ストレスの原因を把握する
まず最も基本的なのは、「自分が日々何に最もストレスを感じているか」をしっかり認識することではないでしょうか。
例えばこなさなければならない仕事量や質、仕事をする上での人間関係、または時間管理の問題など個人によって多岐にわたります。
ノートなどに書いてみるなど一度アウトプットすることで改めて気づく場合もあります。
ストレスの原因を特定し、具体的な対策を講じやすくすることはとても大切です。
・リラクゼーション技法の活用
次にそのストレスを軽減するための策を検討します。
例えば最も簡単で効果があるとされているのは深呼吸や瞑想です。
また、呼吸法を取り入れながら効果的に身体を動かすヨガも心身のリラックスを促進し、ストレスを和らげる効果があります。
自分に合った方法を見つけ、それらを日常的に実践することで、ストレスに対する耐性の向上が期待できます。
・適切な休憩を取る
日々息をつく間もないほど忙しい仕事に追われている、という事実にまずはストレスを感じるという方も多いのではないでしょうか。
仕事の合間に適度な休憩を取ることは、メンタルウェルビーイングの維持に非常に重要です。
長時間の集中作業は疲労を蓄積させ、ストレスを増大させるという検証結果もあります。
定期的に短い休憩を取り、リフレッシュすることで、作業効率も向上します。
最低でも一時間に一回、軽いストレッチをしたり、コーヒーを飲んだり、ほっと一息ついてみることをおすすめいたします。
方法その2:健康的な生活習慣を心がける
・バランスの取れた食事
忙しい毎日を送っていると、日々の食事がおろそかになりがちですが、なるべく栄養バランスに注意した食事を取るようにしましょう。
バランスの取れた食事は、心と体の健康に直結します。
特に、ビタミンやミネラル、オメガ3脂肪酸などの栄養素は、脳の機能や精神状態に良い影響を与えることが分かっています。
まずはできるところから、適切な食事を心がけてみましょう。
・ 定期的な運動
運動もストレス解消や気分の向上にとても効果的です。
できれば週に数回程度、30分前後の適度な運動を取り入れてみましょう。
ストレス解消だけでなく、体力の向上も期待でき、ストレスに対する耐久性も高まります。
・十分な睡眠
食事、運動ときたら最後は睡眠ですね。
質の高い睡眠は、メンタルウェルビーイングには欠かせません。
不規則な睡眠や睡眠不足は、集中力の低下やイライラの原因となります。
長時間睡眠時間が確保できない、という場合でも寝る30分前はスマホを見ない、一定の時間に寝起きする習慣をつける、など少しの睡眠環境を整えることで、睡眠の質を上げることができます。
方法その3:職場での人間関係の構築に目を向ける
・積極的なコミュニケーション
良好な人間関係は、メンタルウェルビーイングに大きく寄与します。
オフィスでは、なるべくオープンなコミュニケーションを心がけ、同僚や上司との信頼関係を築くことが重要です。
この時大切なのは、「まず自分から動いてみること」。
日々良好なコミュニケーションが取れていると、問題が発生した際に適切に対話をしながら解決に向けて協力できるようになるというメリットもあります。
・周囲のサポート
そもそものストレスの原因が職場での人間関係だった。
このような困難な状況に直面している場合は、一人で抱え込まずにまずは信頼できる人に相談することが大切です。
家族や友人、または職場の中でも信頼のおける同僚など、周囲へサポートを求めることで、自身の孤立感を和らげ、問題解決の助けとなることが期待できます。
または、メンタルヘルス専門のカウンセラーが周囲にいる場合は、そのようなプロに頼るのも手です。
方法その4:ワークライフバランスにこだわる
・「ワークライフバランス」の確立
仕事とプライベートのバランスを保つことは、メンタルウェルビーイングの維持に不可欠です。
仕事に追われすぎると、心身ともに疲弊しやすくなり、「そもそもなんで仕事をしているのか?」といった目的を失ったような感覚に陥ってしまうことも。
自分自身のための時間を大切にし、家族や友人との時間を確保することで、オンオフのバランスや、仕事へのモチベーションを保つことができます。ぜひ意識してみるようにしましょう。
・タイムマネジメントの工夫
効果的なタイムマネジメントは、仕事の効率を高めるだけでなく、ストレスの軽減にも役立ちます。
優先順位を明確にし、やらなければならないタスクを適切に分配することで、無駄な時間を減らし、効率的に業務をこなすことが可能です。
自身が大変になるくらいなら、「今日やらなくて良いこと」は明日に回す勇気も大切ですね。
定期的にスケジュールを見直し、柔軟に対応するようにしましょう。
方法その5:「キャリアを通して成長する」意識を持つ
・ 継続的な学習
ワークライフバランスの傍ら、仕事を通じて自身のスキルアップや自己成長を図ることは、メンタルウェルビーイングに良い影響を与えることが期待できます。
新しいスキルや知識を習得することで自信がつき、仕事への満足感も高まるからです。
継続的な学習を通じて、自分のキャリアを積極的に発展させる意識を持ちましょう。
会社が提供しているスキルアッププログラムなどを活用するのも一つの方法です。
・キャリアゴールの設定
日々忙しいと見失ってしまいがちなキャリアゴール。
自身が仕事を通してどうなりたいのか、10年後はどうなっていたいのか?
といったキャリアゴールを設定することは、仕事に対するモチベーションを維持するために重要です。
短期的な目標、長期的な目標と2種類設定し、その達成に向けて少しずつ計画を立てることで、目的意識が生まれ、仕事に対するモチベーションを高めることができるでしょう。
最後に
今回は、自身のメンタルウェルビーイングを保つための方法についてお届けしました。
働き方や働く場所に様々な選択肢が生まれた今だからこそ、自身の境遇と他人を比べてしまったり、「もっとこうしたい」という希望を持つ方も増えているのではないでしょうか。
そんなときだからこそ、まずは目下のできることから始め、日々の小さな積み重ねを通してメンタルウェルビーイングを保つということはとても重要なように思います。
疲れたな、と感じたら無理せず休む。
そして困ったときには信頼できる誰かに相談する。
「自分の健康は自分で保つ」ことが難しい時代ではありますが、日々の小さなご褒美を忘れずに、ご自愛くださいね。
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