【2020年8月27日発表】外国人就労ビザ制度の変更・最低月給引き上げについて

2020年8月27日、Ministry Of Manpower (MOM・人材開発省)より、外国人就労ビザについて、変更点が発表されました。

 

 

1.EP(Employment Pass・エンプロイメントパス)取得条件の変更

最低月給の引き上げが行われました。金融業界のみ、適応時期と金額が異なります。

 

金融業界を除く業界

現在:最低月給 3,900SGD
2020年9月1日より:最低月給 4,500Sドル

*更新の場合:2021年5月1日より適用

 

金融業界

現在:最低月給 3,900SGD
2020年9月1日- 11月末まで:最低月給 4,500SGD
2020年12月1日より:最低月給 5,000SGD

*更新の場合:2021年5月1日より適用

 

2.Sパス取得条件の変更

こちらも最低月給が100SGD引き上げされました。
 

現在:最低月給 2,400GD
2020年10月1日より:最低月給 2,500SGD

*更新の場合:2021年5月1日より適用

 

3.ビザ申請時のMy Careers Futureへの掲載条件の変更

広告掲載期間の延長と、Sパスの広告掲載の義務化。

 

現在:EP申請時に14日間の求人広告掲載義務

2020年10月1日より:EP、Sパスの申請時に28日間の求人広告掲載義務。

以前は義務化されていなかったSパスの申請にも求人広告掲載が義務付けされました。

 

最後に

シンガポール政府が直近の国内の失業率上昇を鑑みて、

シンガポール人の雇用を守るために、外国人がシンガポールで働くための条件を厳格化したことが背景となっています。

 

詳細や最新のビザ情報に関してはMOMサイトをご覧ください。

また人事関連や人材採用で、お困りの際にはお気軽にご連絡くださいませ。

 

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