【完全ガイド】シンガポール就職・転職を徹底解説~基本情報から給与、最新の転職市場まで~

こんにちは。

リーラコーエンシンガポールのマーケティング担当Lisaです。

 

英語が話せる!日本人も多い!

アジアの転職先として、とても人気が高いのが、シンガポール

基本情報やシンガポールで働くメリット&デメリット・気になる給与、現在の市場感やキャリアパスなど…

様々な角度から"シンガポール転職"を解説していきます。

※この記事は2020年11月23日に作成しています。

 

①シンガポール基本情報!

 

人口:約564万人、うちシンガポール人・永住者399万人。

そのため、シンガポール全人口の3分の1が外国人の割合になっています。


面積:716平方キロメートル(東京23区と同じくらい)

 

車を利用した場合、東(空港エリア)から西(工場が多いエリア)までたったの45分、*公共交通機関を使っても2時間弱です…

シティエリアからビーチへもたった10分!

ちなみに、様々なエリアに住んでいるリーラコーエンスタッフの平均通勤時間は20分です。

特に東京と比較すると、非常に短いのも特徴です。

 

コンパクトな面積の中に、観光・ビジネス・自然がぎゅっと凝縮されているイメージです。


民族:中華系74%,、マレー系13%、インド系9%、その他3%

シンガポールにいると本当に多民族国家だなと感じるほど、様々な人種の方が住んでいらっしゃいます。

 

国語:マレー語。

使用言語として、英語、中国語、タミル語など…

もともとマレーシアから独立した国なので、マレー語が国語。

ただ公用語が英語・中国語・タミル語・マレー語になっています。

シンガポールではほとんどの方がバイリンガルもしくはトリリンガル以上、2つ以上の言葉を話すことが出来ます。

コミュニケーションは、だいたい英語で取ることが多いです!

 

通貨:シンガポールドル(Sドル)・1シンガポールドル=約80円


在留日本人:約36,423人(2017年, 外務省データより)

ちなみに1平方キロメートルあたりの日本人総数は約50人。

日本人が多いと言われているタイでは、1平方キロメートルあたり約5人。

面積が小さいという事も1つの要因ですが、その分日本人の方と出会う可能性も高いかと思います。



日系企業数:約825社(2018年, 日本商工会議所登録企業数)

 

②シンガポールで働くメリット・デメリット

メリット:

a. アジア屈指の国際都市である

シンガポールは、アジア経済の中心地で、金融国家でもあります。

かつGDP(Gross domestic product, 国内総生産)は世界8位、

国際競争率は世界第1位(2019年時点)!

 

b. 人・モノ・金の中心地!

アジアのハブ機能を持っているため、最新の技術にも触れることができます。

 

例えば私達のオフィスシンガポールがあるビル内には、お掃除ロボットが稼働しています。

人を感知し、避けながらも、きれいに掃除してくれています!

他にも日本以上に、キャッシュレス化が進んでいるため、基本的に現金が必要とされる場所は少ないです。

 

日常の生活の中で、最新の技術・進展に触れられるのもシンガポールの魅力かもしれませんね。

 

c. 女性の活躍する風土

女性管理職の割合はシンガポールは世界ランキング53位!(International Labour Organization(ILO)の2015年の報告書より)

この数字からだと少しわかりにくいかもしれないですが、日本が93位なので、シンガポールは日本より女性が活躍しやすい社会だと言えます。

 

デメリット:

a. 祝日が少なめ…

日本の祝日に従うのか、シンガポールの祝日に従うのか…

というのは企業様によって方針が異なります。

 

ただ2020年のシンガポールの祝日は、11日!(MOM, シンガポール人材省データより)

日本の休日(16日)と比較すると少なめのが分かっていただけるかと思います。

 

b. ほとんどの求人で、英語が必要とされる…

公用語だけで4言語、それに加えて多国籍企業も多いシンガポールでは、ビジネス上では英語が必須とされる求人が多いです。

 

ただ一方で、日系企業様の一部求人や帯同者ビザ(DPもしくはLTVP)をお持ちの方に限っては英語が必ず必須条件となっていないことがあります。

ビザをお持ちでなくても、一部の分野で一定のご経験がある方は、人柄重視の選考で内定を頂き入社してから英語を学んで頂くという場合もございます。

 

※シンガポールのビザ情報については、以前まとめたこちらの記事をご確認くださいませ。

 

③気になる給与

シンガポールでの日本人給与平均相場:3,500-5,500SGD(28-44万円程度)

給与参考例:

新卒 :24~32万円程度 新卒で45万円/月の案件も!?

未経験:24~40万円程度

経験者:30~50万円程度

管理職:40~64万円程度

 

この上記に加えて、固定賞与・行政気賞与・コミッションなどがあります。

ちなみにシンガポールでは、ほとんどの企業でAWS(Annual Wage Supplement, 13ヶ月目の給与)が支給されます。

毎年末に基本給の1ヶ月分に相当する金額が支給されるシステムになっています。

 

※表はシンガポール人の候補者の平均数値

 

④キャリアパスは無限大!

身に付けた英語力、多様性の中で働いた就業経験は自身の強みになります!

それらの経験とスキルを活かして国内外の日系・外資系企業への転職が可能です!!

 

またシンガポール支社がアジア統括をしていたり、本社をおいていたり…

1つの国やマーケットに限らず、マネージメントができるのも1つのキャリアステップですよね。

 

シンガポール転職で経験を重ねた後に、日本に帰るもよし!

シンガポール内で外資系企業様にご転職されるのもより!

数あるキャリアステップから抜粋したものをいくつかご紹介させて頂きます。

 

例えば、

a. 日本で営業をご経験されていたAさん。

  営業のご経験を活かして、シンガポールにある日系の企業様へご転職。

  その後、アジアマーケットのマネジメント経験を経て、ヨーロッパの外資系企業様にてマネージャーとしてご転職。

b.  日本でIT関連の営業をされていたBさん。

   ITの知識と英語力と営業力を生かして、シンガポールの外資系企業様へご転職。

   最初は日本市場担当のみだったが、社内昇進を重ね、アジア統括の営業マネージャーに。

 

⑤コロナはどう影響している?現在の転職市場感とは?

上記の表は、リーラコーエンが定期的に観測している求人数の推移データです。

2020年5月には、求人数が過去最低まで落ち込みましたが、現在は回復状況にあります。

 

ビザの厳格化による駐在員から現地採用に切り替えたために発生した求人や、

旦那さんの帰任にともなう奥様の帰国によって発生したパートやフルタイム求人など…日本人求人数も回復状況にあります。

 

ちなみに、シンガポールの転職市場の最盛時期は、旧正月後の1月後半から2月ごろとなっております。

 

現在のシンガポールでの求人はこちらよりご確認頂けます。

 

最後に

以上、シンガポール就職・転職に関する情報を5つの項目に分けて、お届け致しました。

シンガポール転職・就職が人気である理由やその魅力についてお伝えできていたら幸いです!


明日は、シンガポール求人の見つけ方(エージェント利用と自己応募) をご紹介致します。

お見逃しなく!

日系の人材紹介会社リーラコーエン シンガポールでは、

シンガポールでのお仕事紹介だけではなく、あなたに合わせた面接対策やキャリア相談など無料で行っております。

納得のいく転職を、日本人キャリアコンサルタントが最後までご支援させて頂きますので、

是非お気軽にご相談くださいませ!

 

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