ついに旅行が出来る?!シンガポールVTL対象国と旅行計画の際の注意点まとめ(2021年11月16日現在)
こんにちは。
リーラコーエン シンガポールマーケティング担当の野上です。
今週、シンガポール政府は11月末からVTL対象国にインドネシア、中東3カ国、インドを段階的に追加していくと発表しました(内インドは最終調整中)。
連日の新型コロナウイルス感染者はまだ落ち着かないものの、ワクチン接種完了率も相まって少しずつ開国が進んできているシンガポール。
様々な国からの観光客がマーライオン周辺に集まる光景や、私たちの旅行も現実味を帯びてきましたね。
今回は、11月16日現在で、VTL対象国となっている国をまとめてみました。
現在のシンガポールのVTL対象国を俯瞰して見たい方や、そろそろ旅行を計画したい方のご参考になれば幸いです。
【目次】
1.おさらい:そもそもVTLって?
2.11月16日現在のVTL対象国
3.11月末から新たに追加される国
4.VTLを利用して旅行をする際の注意点
4.最後に
おさらい:そもそもVTLって?
VTL(Vaccinated Travel Lanes)とは、ワクチントラベルレーンの略称を言い、
ワクチン接種完了者が一定条件の下、隔離なしで相互の国の行き来ができる枠組みのことです。
9月からブルネイとドイツを皮切りに始まりました。
現在シンガポールでは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、
世界各国を感染リスクの高さに応じてカテゴリー分けし、入国規制を行っています。
カテゴリーをI〜IV(最も緩いのがI)に分けており、項目は入国時の隔離期間や隔離場所、PCR検査条件などが含まれ、
外国人ビザ保有者は入国申請書類の要/不要や短期滞在の可否などが別途条件として追加されています。
一方で、VTLは、WHOが認可しているワクチンを指定回数、指定期間で接種完了した成人および12歳以下のその家族が、
VTL専用フライトを使用し、隔離なしで相互入国ができる枠組みです。
シンガポールは現在1日6,000人までVTL利用者の受け入れを行っており、来月以降は10,000人に増やす予定とのことです。
詳細はこちら:ICAホームページ
11月16日現在のVTL対象国
対象国は以下になります。
ドイツ、ブルネイ、カナダ、デンマーク、フランス、イタリア、オランダ、韓国、スペイン、スイス、イギリス、アメリカの11カ国です。
各国へ渡航する際にVTL対象外の国での乗り継ぎは不可となりますので、ご注意ください。
11月末以降新たに追加される国
■11月21日~
オーストラリア(ニュー・サウス・ウェールズ、ヴィクトリア州のみ)
■11月29日~
フィンランド、インドネシア、マレーシア(空路のみ)、スウェーデンの4カ国
インドは調整中
■12月6日~
カタール、サウジアラビア、ドバイの3カ国
調整中のインドを含めると本年中に合計20カ国が相互VTL対象国となる予定です。
VTL対象国へ旅行するときの注意点
VTLを使用して海外旅行もできるようになりましたが、それぞれの国への入国条件はしっかり確認の上で旅行を計画するようにしましょう。
中には到着時のPCR検査以外にも、指定期間の隔離が必要な国もありますので注意が必要です。
詳細はシンガポール航空の渡航先の入国条件をご確認ください。
また、旅行先ではマスクを身に付け、衛生管理(特に12歳以下のお子様)に十分留意した上で行動しましょう。
ワクチン証明は、シンガポール内で使用しているTrace TogetherやHealthHubなどのアプリ上での確認は原則認められない国が多いようです。
各国のフォーマットに従って準備が必要となります。
シンガポール政府は、Notarise経由で証明書を入手することを推奨しています。
Notarise経由で書類をリクエストすると、メールアドレスやSingpassアプリへ必要な証明を送ってくれるようです。
また、出発前の事前PCR検査が必要な国への渡航に際する注意点を記載します。
ICAは、渡航前のPCR検査が必要な国へ入国する際は、38時間前に検査を受けるよう推奨しています。
検査への持ち物はEP/DPカード、パスポート、出発時刻が分かる航空券詳細を印刷したものの3点です。
PCR検査結果は携帯電話へQRコードとして受信することが出来、そちらを搭乗時および入国時に証明書として使用することが出来ます。
(参照:ICAホームページ)
参考リンク:渡航前PCR検査を受けられるクリニック一覧(MOH参照)
最後に
今回は、シンガポールのVTLについて11月16日現在の最新アップデートをご紹介しました。
まだまだ以前のように気軽に色々な国に行ったり来たりができるようになったわけではありませんが、
少しずつ光が見えてきていると信じ、好きな国へ旅行ができる日を楽しみにしたいですね。
個人的には日本も近日中に追加されてほしいと思っています。
この記事が皆様のお役に立てば幸いです。
シンガポールへの入国規制や、VTLに関するより詳しい情報は以下サイトをご確認ください。
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