【パリ五輪2024閉会】祝・銅メダル!シンガポールの歩みを振り返る
こんにちは! リーラコーエン シンガポール リサーチャーのShihoです。
パリ・オリンピック2024が、感動と熱狂に包まれながらフィナーレを迎えました。
17日間の熱戦は、シンガポールから声援を送った方、日本でTV観戦した方、はたまたパリ現地に足を運んだ強者も中にはおいでではないかと思います。
アジアとは時差もあったので、連日深夜の観戦をして睡魔と闘った方も少なくないのでは!?
シンガポール当地でも、シンガポール国家代表選手をはじめ大いに注目を集めました。
今回はパリ五輪の閉会式と、シンガポール代表選手たちの結果について振り返っていきます。
【目次】
1. パリ五輪・閉会式ハイライト
2. シンガポール代表選手の振り返り
3. 最年少メダリスト・メーダー選手にスポットライト
4. 最後に
1. パリ五輪・閉会式ハイライト
8月11日午後9時(シンガポール時間12日午前3時)、パリ・オリンピック2024閉会式が、スタジアム「スタッド・ド・フランス」にて行われました。
約7万人の観客を集めたセレモニーは、激闘を終えたアスリートと開催都市パリの双方にスポットを当て、さまざまなパフォーマンスが繰り広げられました。
アスリートの入場パレードにて、シンガポール代表の旗手を務めたのはセーリング・男子フォーミュラカイト級で銅メダルを獲得したマクシミリアン・メーダー選手と、カヤック競技のステファニー・チェン選手。
世界的な平和の祭典で高々とシンガポール国旗を掲げる様子は、シンガポール国民にとっても誇らしい瞬間となりました。
2024年パリ大会の次なる開催地は、2028年アメリカ・ロサンゼルスです。
次の開催都市に引き継ぐセレモニーでは、ハリウッド俳優のトム・クルーズさんが登場するとスタジアムからは大きな歓声が上がりました。
2. シンガポール代表選手の振り返り
シンガポール代表選手団の結果を振り返る前に、今大会の国別メダル獲得数は、このような結果となりました。
日本も、海外開催の五輪では金メダル・メダル総数の双方において過去最高記録を更新し、大いに盛り上がりました。
自称「初老ジャパン」としてブレイクした馬術チームやフェンシングチーム、男子高飛び込み・玉井陸斗選手、陸上女子やり投げ・北口榛花選手などここでは挙げきれないほどですが、日本スポーツ界の大きな躍進を感じる大会となりました。
シンガポールは、セーリング・男子フォーミュラカイト級のメーダー選手の銅メダル1つとなりました。
これは、2016年に水泳のジョセフ・スクーリング選手が歴史的な金メダルを獲得して以来、シンガポールにとって初の五輪メダルであり、国にとって非常に誇らしい瞬間となりました。
他にも、表彰台に上るには至りませんでしたが、水泳のガン・チン・ウィー(Gan Ching Hwee)選手は、五輪初出場ながら2つの国内記録を樹立し、バドミントン男子シングルスで出場したロー・キーン・ヨー(Loh Kean Yew)選手は、シンガポール代表として20年ぶりに準々決勝に進出するという目覚ましい功績を出しました(準々決勝で彼を下したアクセルセン選手が金メダルを獲得)。
3. 最年少メダリスト・メーダー選手にスポットライト
セーリング・男子フォーミュラカイト級で栄えある銅メダルを獲得したマクシミリアン・メーダー(Maximilian Maeder)選手。
若干17歳での快挙は、シンガポールのオリンピック史上最年少メダリストの称号をもたらし、更に奇しくもシンガポール建国記念日である8月9日と重なったことで国民への最高のプレゼントとなりました。
メーダー選手の表彰台への道のりは決して楽なものではありませんでした。
マルセイユ・マリーナの当時の気候は芳しくなく、多くのレースが悪条件を理由にキャンセルされるなどベストな条件ではないにしても、メーダー選手は持ち前のレジリエンスとスキルを発揮。
リーダーボードの変動と闘いながら表彰台の座を得るに至りました。
複数の世界選手権でのタイトルや2023年アジア競技大会での金メダルを含め、メーダー選手のこれまでの輝かしい経歴に、オリンピック銅メダルが新たに加わりました。
彼の偉業は、オリンピックの場でシンガポールの存在感を示しただけだけでなく、彼を応援する人々を勇気づけ、また次世代アスリートたちを鼓舞しています。
受賞時に「このオリンピックでの道のりが、単なる勝利のためではなく、自身のスポーツを通じて周りにポジティブな影響を与えるということを、表現したかった」と話したメーダー選手。
彼の謙虚さ、ひたむきさ、スポーツマンシップは、シンガポールにとどまらず世界中のアスリートのロールモデルと言えるでしょう。
4. 最後に
五輪パリ大会の余韻にまだまだ浸っていたい気持ちはありますが、チーム・シンガポールや次世代アスリートたちは既に先を見据えています。
シンガポールのスポーツ関係者は、パリでの記者会見にて「将来の主要大会に向けた準備はすでに始まっている。シンガポールの新たな才能が、今回のオリンピックデビューによって多くの可能性を示した。次の勝利のために今回の教訓を生かして、可能性を更に発展させたい」と語っています。
8月28日からはパラリンピックが開幕。
オリンピックと同様、多くのドラマが生まれることでしょう。
また、次なるLAオリンピック2028はもちろん、2025年はバンコク・SEA Games、2026年は名古屋・アジア競技大会が予定されており、選手たちの活躍が楽しみで目が離せません。
シンガポール・スポーツ界の更なる発展を願って、今後も応援していきましょう!
【関連記事】
【パリ2024オリンピック開会】シンガポール視点でのオリンピック
===============
日系の人材紹介会社リーラコーエン シンガポールは、
シンガポールでのフルタイムやパートタイムでのお仕事紹介だけではなく、あなたに合わせたキャリア構築・面接対策などを無料で承っております。
納得のいく転職を、経験豊富なキャリアコンサルタントが最後までご支援させて頂きます。
シンガポール国内転職・キャリアアップに興味をお持ちの方は、是非お気軽にご相談くださいませ。
★☆最新求人方法はこちらから★☆
また、就労や生活情報など、シンガポールでの時間をより豊かにするための最新情報をブログにてお届けしています。
どうぞお見逃しなく!
シンガポール転職に関する記事はこちらから
シンガポール生活情報の記事はこちらから
シンガポールでの子育てに関する記事はこちらから
またこのブログ内容は、フェイスブックおよびインスタグラムでも配信しておりますので、
是非いいね・フォローをお待ちしております。
>>ついにチャンネル登録者3,500名突破<<<
毎週、シンガポール拠点とその他アジア拠点からお届け!
動画で"海外で働く・生活する"を知る、Reeracoenチャンネル
ぜひチャンネル登録・イイね!を宜しくお願い致します。