世界トップクラス!シンガポールのローカル小学校【在星ママ小学校選びシリーズ③】
こんにちは。
リーラコーエン シンガポールの平林です。
約5年間ローカル保育園に通っている長女、仲良いお友達がたくさんできました。
そのお友達の内、約半数程が近くにあるローカル小学校に進学する予定です。
シンガポールのローカル小学校と言えば「宿題が大変」「朝が早い」「外国人は入りにくい」などなど、多くのイメージがあるかと思います。
かくいう私も当初はローカル小学校という選択肢はありませんでした。
ところが、色々と調べていく内に見えてくるローカル小学校の魅力の数々...!
今回はシンガポールのローカル小学校について簡単にまとめてみましたので、ご参考になれば幸いです。
1. シンガポールのローカル小学校とは
国際的にも高く評価されているシンガポールのローカル小学校。
特に「シンガポールマス(算数)」は多くのインターナショナル校が取り入れているほどです。
他にも「読解力」「科学的リテラシー」が高いことがOECDのPISAの調査で明らかになっております。
現在シンガポール島内には約180校のローカル小学校があり、住まいが学校に近ければ近いほど入学できる優先順位が上がります。
そのため、より優秀な学校に子どもを入学させるべく、学校付近へ引っ越す方もいらっしゃるそうです。
(有名校の近く、特に半径1キロ以内は家賃相場が高いそうです!)
学期は1月始まりのセメスター(2学期)制となり、4つのタームに分かれます。
長期休暇は6月(4週間)と11月後半~12月末(6週間)となり、3月と9月にも1週間ずつのお休みがあります。
年間スケジュールの詳細はMOEのこちらのサイトをご確認ください。
2. 入学試験はあるの?
学力が高いことで世界からも注目を集めているシンガポールのローカル小学校ですが、入学試験はありません。
では一体、何が入学の基準となるのでしょうか。
まずはじめに、兄姉が既にその学校に在学中の場合は優先順位が最も高く、一番初めのフェーズ(Phase1)に応募することができます。
その次に親もしくは兄姉がその学校の卒業生、もしくは学校関係者等が優先され(Phase2A)、ボランティア等に参加するとその次のフェーズ(Phase2B)で応募が可能という順番です。
※詳しいフェーズについては、こちらからご確認ください。
同じフェーズ内での優先順位は、上記の通り学校からの距離で決まるため、住所が重要となるのです。
また、入学試験はありませんが、小学校6年生で実施される全国統一テスト(PSLE)は有名ですよね。
この結果で今後の大まかな進路が決まってしまうため、子どもも親もより良いスコアを目指して勉強に励みます。
学力トップレベルの要因はここからくるのかもしれませんね。
3. 学費はいくらかかるの?
気になる学費ですが、シンガポール人、PR保持者、外国人(アセアン、その他)によって異なります。
シンガポール人の場合は学費が無料となり、諸経費のみの支払いとなります。
外国人(アセアン以外)ですと、月々の学費が885ドル+諸経費が13ドルとなります。(学校によって多少異なります)
学費に関しては、MOEのこちらのサイトから調べることが可能です。
請求は2月~12月の毎月26日となり、長期休みの期間も支払う必要があります。(1月分は2月請求に含まれます)
4. 中国語の授業は必須?
ローカル校の魅力の一つでもある中国語ですが、グレードが上がるたびに当然のごとく難易度も上がります。
特に外国人生徒からすると母国語+英語+中国語の3か国語を習得するのは、かなりの努力が必要になるかと思います。
ローカル小学校の中国語に関しては必須ではなく、途中で放棄することも可能です。
しかしその場合、他の生徒が中国語の授業を受けている間は、自身で母国語を勉強する時間となるそうです。
本人のやる気次第かと思いますが、中国語が必ずしも必要ではないことに少し安心しました。
5. 入学応募方法とスケジュール
最後に入学応募方法とそのスケジュールについてご説明します。
外国人の場合、毎年5月末~6月初旬にある「indication of intereat(IOI)」というオンラインリクエストの申請が必要となります。
こちらのIOIがないとPhase3で応募手続きができません。(Phase3は一番最後の応募フェーズとなり、既に定員が埋まっている学校への応募はできません)
10月頃に指定した学校への入学可否がメールで通知され、10月末に入学に必要な情報が学校から通知されます。
2023年の小学校応募スケジュール(2024年1月入学分)は、2023年5月に発表予定となります。
MOEのメーリングリストへ登録すると、最新のスケジュールや詳細が通知されますので、気になる方は登録をおすすめします。
最後に
今回はシンガポールのローカル小学校についてMOEのサイトをもとにまとめてみました。
実際にお子様をローカル小学校へ通わせている方のお話しを聞くと、学校によって教育方針や宿題の量が異なるため、その子に合った学校選びが大切だそうです。
日本人学校、インターナショナル校、そして今回のローカル校とシンガポールの小学校について記載してきましたが、調べれば調べるほど悩みは尽きず...。
子どもとゆっくり話合いながら、学校選びを進めていければと思います。
またシンガポールで子育てに関する情報を随時発信できればと思いますので、リーラコーエンブログを引き続きよろしくお願いいたします。
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