シンガポール入国事前申請 Entry Approvalの申請方法について
こんにちは。
リーラコーエン シンガポールの平林です。
新型コロナウイルスが世界に広まってから丸2年、
日本への一時帰国のタイミングを心待ちにされている方が多くいらっしゃるかと思います。私もその一人です!
中には年末年始のお休みや旧正月の連休を利用して、
ご帰国中もしくはご帰国予定の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
またこの時期は、新規着任者のビザ申請を進めていらっしゃる人事ご担当者様も多く、
シンガポール入国までをいかにスムーズに進めるかがポイントになるかと思います。
そこで今回はシンガポール入国に必要な事前申請「Entry Approvalの申請方法」についてまとめました。
一時は申請が困難で夜中や週末に対応されていた方も多いかと思うのですが、現在は以前に比べると入国スケジュールに余裕があるようです。
以下できるだけ分かりやすく記載できればと思いますので、お役に立てば幸いです。
目次:
1.そもそも、Entry Approvalとは何か
2.Entry Approvalが必要なビザの種類
3.申請手順と注意点
4.承認後のフロー
5.最後に
1.そもそも、Entry Approvalとは何か
新型コロナウイルスに伴う入国規制の一環としてICA管轄のもとスタートしたのがEntry Approvalです。
長期滞在ビザ保持者に対し、シンガポール入国前に申請/承認が必要となり、申請はビザをサポートする企業が行います。
申請時期:
入国の3日~60日前の申請が可能です。
タイミングについては、こちらから調べることができます。
以前は30日以降のスケジュールのみ予約可能でしたが、現在は2か月前から予約可能となっています。
入国承認日について:
入国申請は日付を指定して行いますが、入国許可承認は+-1日まで下ります。
例えば、1月10日に入国申請をした際、承認は1月9日~11日で下り、その間の入国が可能となります。
コロナの影響による急なフライト変更に対応できるようバッファを設けているからだそうです。
2.Entry Approvalが必要なビザの種類
通常、MOMから承認されている長期滞在ビザをお持ちの方はWork Pass Holder General Lane(WPHL)で入国を行い、
WPHLで入国するすべての方が申請対象となります。
以下のビザ保有もしくはIPAレター保持者が対象です。
- Employment Pass
- Dependent's Pass
- EntrePass
- Long-Term Visit Pass
- Personalized Employment Pass
- S Pass
- Training Employment Pass
- Training Work Permit
- Work Holiday Pass
- Work Permit
IPAレター保持者の場合、有効期限が入国日以降15日以上必要です。
もし有効期限が15日以下の場合はこちらのMOMページより、ビザの種類に応じて延長申請を行ってください。
3.申請手順と注意点
それでは実際の申請手順を見ていきましょう。
申請はICAのSafeTravel Applicationページから会社代表者およびご担当者様のSingpassでログインして行います。
(For Businessesの「Log in with Singpass」ボタンです)
メインメニュー:
メインメニューが表示され、Travel Laneやビザに応じて選択します。
※通常の就労ビザおよび配偶者の方は「All other work pass holders or thier dependents」をご選択ください。
Authorised Personの入力(ページ1):
会社の代表者およびご担当者様のお名前、メールアドレス、お電話番号を入力します。
OTPがメールとお電話番号のSMSに届きますので、それぞれ入力を行います。
Travel Detail's of Pass Holderの入力(ページ2~3):
次に入国される方の情報を順次入力します。(ご家族で入国の際は「Family」をご選択ください)
FIN番号や入国日、出発国を選択します。
※出発国には14日間以上滞在している事が前提となります。
3ページ目以降に隔離(SHN)住所と隔離後の住所を記入します。
※現在(2022年1月14日時点)では日本から入国の際の隔離は7日間となり、
ホテルおよびご自宅での隔離が可能です。
国のカテゴリー分けについては、ICAのこちらのページよりご確認ください。
Personal Paticular of Pass Holderの入力(ページ4):
入国される方のメールアドレスおよび電話番号の入力欄があり、
隔離期間の連絡手段となりますので、シンガポールのお電話番号は必須です。
新規で他国から入国される場合は、予めシンガポールにてSIMを手配して郵送頂くか、
シンガポール到着後に隔離施設への郵送、受け渡し(対面は不可)が必要です。
また電話番号を変更する際は、随時こちらからアップデートが必要です。
最後にSubmitボタンを押し、PCR検査代を支払って申請完了です。
完了後にメールアドレス宛にEntry Approvalレターが届きますので、
そちらのレターをもって申請承認となります。(申請から承認までは約5~10分程度です)
4.承認後のフロー
Entry Approvalレター内にシンガポール入国までの手続きおよび入国後のフローが記載されておりますので、
ご確認の上、出国までに準備を進めてください。
※Entry Approvalレターは渡航時にすぐ提示できるよう、プリントアウトの上ご持参ください。
現状(2022年1月14日時点)ではワクチン接種2回の証明が必要となり、2回目の接種14日後に渡航可能となります。
お住まいの地域、自治体によってはワクチン接種証明書の取得に時間がかかるそうですので、渡航日に間に合うように事前にご準備ください。
5.最後に
今回は2022年1月時点のEntry Approvalの申請方法と注意点について記載いたしました。
申請方法や必要項目は随時変更がございますので、ICAホームページでご確認いただけますと幸いです。
また弊社では引き続き、最新のビザ情報や入国規制について情報を発信していく予定です。
人材紹介だけでなく、MCF求人掲載代行ならびにビザ申請代行サービスも行っておりますので、気になる方はお気軽にご連絡下さいませ。
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