【現地人材会社が解説】シンガポールの平均年収とは?~15業種別給与相場・生活費を公開~

こんにちは。

リーラコーエンシンガポールのマーケティング担当Lisaです。

 

アジアの"ヒト・モノ・カネ"の中心地といわれるシンガポール。

ビジネスや生活を含め、シンガポール転職に興味をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

 

しかし、

シンガポールで仕事をするとなると、平均年収はどれくらいなのか?

シンガポールでの生活費はどれくらいなのか?…

気になりませんか?

 

そこで今回は、以下について解説していきます。

1. 日本人現地採用の年収は〇〇万円!15業種別給与相場公開

2. シンガポールでの生活費は、何が高いのか…

※この記事では、1シンガポールドルを約80円として概算しております。

 

シンガポールでの平均年収基本情報

シンガポール・日本の各国での平均年収

MOM(人材開発省, Ministery of Manpower)によると、

2019年時点でのシンガポール人及び永住権保持者の平均年収はおおよそ365万円(4,563シンガポールドル)。

 

日本人の平均年収が、平均給与が441万円(2019年国税庁調べ)と比較すると、そこまで大差が無いことがわかります。

 

日本人が現地採用で採用された場合の年収

日本人現地採用の年収は、312万円~520万円(39,000~65,000シンガポールドル)。

こちら、弊社リーラコーエンで募集の日本人案件の平均値としての数字から捻出しています。

月収25万〜41万円(3000~5000シンガポールドル)ほどの求人が多いです。

 

※シンガポールでは就労ビザの条件の中に、月額支給されなくてはいけない給与額が含まれています。

 シンガポールの就労ビザについては、こちらの記事にてまとめていますので合わせてご確認くださいませ。

 

ちなみに、2020年11月時点での各ビザごとの最低月給与額は以下のようになっています。

Spass: 約20万円 (2,500シンガポールドル)~

Epass: 約36万円 (4,500シンガポールドル)~ ※卒業大学・ご年齢によってこれ以上の給与が求められます。

よってシンガポールで働く場合は、この給与額以上は貰える事になります。

 

弊社リーラコーエンで作成した、大学別EP金額表も合わせてご確認ください。

なおシンガポールでは、AWS(13ヶ月目の給与)が支給される企業様が多いです。

そのため年収の計算方法は”月給×13ヶ月”にて、計算しています。

 

この他、交通費や携帯代、家賃補助や役職手当等がつく企業様もございますので、それぞれ求人をご確認くださいませ。

 

社会人経験年数別の給与まとめ

<給与参考例> AWSを加算した場合

新卒 :312~416万円(月額24~32万円程度 × 13ヶ月) ※新卒で月給45万円の案件も!?

未経験:312~520万円(月額24~40万円程度 × 13ヶ月)

経験者:390~650万円(月額30~50万円程度 × 13ヶ月)

管理職:520~832万円(月額40~64万円程度 × 13ヶ月)

 

シンガポール15業種別月収まとめ

※2020年10月に、弊社リーラコーエン候補者データなどをまとめて、独自作成したものです。

Position title Executive Manager Top level
■General Admin 3,000 4,000 6,000
■Accounting(AP, AR) 3,600 4,750 6,900
■General HR 4,000 5,253 7,500
■General Marketing 4,000 5,500 8,058
■Softeware enginnering 4,400 5,900 8,500
■Client Account Management 4,400 5,600 8,500
■Business Development/ Client Acquision 4,300 5,500 8,500
■F&B Front-end 2,600 3,300 4,500
■Hospitality Front-end 3,500 4,000 7,500
■Hospitality Back-end 3,500 7,700 12,000
■Electorical Design/Implementation 3,600 4,700 7,000
■Mechanical Service Engineer 3,500 4,300 7,321
■Fund/ Investment Management 6,400 8,500 12,000
■Construcition Management 4,200 6,000 7,750
■Construction Design/Architecture 4,300 6,000 9,000


日本人の場合、業界や業種にもよりますが、上記の数値に約500~1,000シンガポールドル上乗せしたものが平均給与だと言われています。

ちなみに現在、募集されている求人はこちらよりご確認くださいませ。


 

シンガポールでの「物価が高い!」は本当なの?

シンガポールは世界一物価が高い国と言われる中、平均給与(312万円~520万円)で生きていけるのか?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

弊社スタッフや私を含め、貯金をしている方も沢山いらっしゃいるのが現状です。

 

そんなシンガポールでの生活の中で、日本(特に東京)と比較して高いもの・反対に安いものをそれぞれ2つずつご紹介出来ればと思います。

 

日本と比べて圧倒的に高いのは、嗜好品と家賃

①嗜好品

嗜好品の中でも高いのが、アルコール類とタバコ。

仕事終わりに行ったレストランやバーでのビール1杯:約1,300円

※スーパーで買って、家で飲んでも約240~400円…

 

500円で一杯が飲める日本と比較すると、かなり値段が高いのは衝撃的かなと思います…

 

他にも、タバコは1箱1,200~1,400円ほど…

シンガポールで節約したい!と思ったときに、第一想起されるのはこういった嗜好品になるかと思います。

 

②家賃

シンガポールのお家は、基本的にシェアハウスや共同生活である事が非常に多いです。

シェアの仕方は様々で、各個人の部屋はあるがトイレやシャワーだけルームメイトと共同であったり、

オーナーと一緒に住んでいるが部屋とお風呂は別だったり…

 

1人暮らしをするとなると、1ヶ月の家賃は20万円(2,000シンガポールドル)ほどかかり、

アクセスの良いシティエリアであれば、それ以上に家賃がかかります…

 

基本的に、プールやジム付きのコンドミニアムや、政府のHDB(政府が建設した公共住宅)のどちらかに住むことが多いです。

私の住んでいたコンドミニアムについては、YOUTUBE動画にて家紹介をしていますので、実際のファシリティが気になる方はぜひご確認くださいませ。

 

他にもHDBやコンドミニアムについて、実際の価格帯や生活の様子といった詳細を、こちらの記事でもまとめています。

 

日本より安く抑えられるのは交通費と食費…


①交通費

シンガポールでの公共交通機関は大変安いです。

 

家からオフィスまで約30分以内のスタッフが多いのですが、平均交通費はなんと80円。

電車はもちろん、バス路線もかなり基本的にどこでも行くことが出来るのでとても便利!

 

タクシーも、日本と比較して安いです。

シンガポールの1km初乗り運賃は、約320~400円(4~5シンガポールドル)と格安で利用できます。

その後も、400m毎に25セント(約20円)ずつ加算されていく形になります!

 

シンガポールでは、グラブ(Grab)やコンフォートデルゴ(ComfortDelGro)といった配車サービスも多いので、

夜間も気軽にタクシーに乗ることができます。

 

②食費

シンガポールでは、ローカルフードを食べれば食費も抑える事が出来ます。

"ホーカーセンター"という屋台で、ご飯を買うこともできます。

 

だいたい320円(4シンガポールドル)で、様々な国の料理を楽しむことができます。

日本のコンビニで買うお弁当より若干安く手に入り、多くの種類があるので便利です。

 

レストランやバーに行くと、

サービス税と GST(Goods and Services Tax・消費税のようなもの) の2つが加算されるので、少し割高になってしまいます。

※サービス税は10%、GSTは7%。

 

そのため、食費は個人によってはコントロールすることができます。

 

最後に

以上、"15業種別レベル別平均給与相場"についてお届け致しました。

少しでも「シンガポールで働く・生活する」というイメージが付けば幸いです。

 

日系の人材紹介会社リーラコーエン シンガポールでは、

シンガポールでのお仕事紹介だけではなく、あなたに合わせた面接対策やキャリア相談など無料で行っております。

納得のいく転職を、日本人キャリアコンサルタントが最後までご支援させて頂きますので、

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