2021年版: シンガポールの最新求人と市場動向
こんにちは。
リーラコーエンのマーケティング担当Lisaです。
今回のブログは、シンガポールの産業・求人の特徴について。
東京23区より少し小さい面積・自然資源もほぼ無い中で、高度な経済施策を通して成長してきたシンガポール。
現時点での産業別の特徴や採用状況などを通して
具体的な将来のキャリアステップや起業といった、シンガポールでのキャリアアップについてイメージができるような記事になれば幸いです。
【目次】
1. シンガポール最新の求人状況・おすすめ求人
2. コロナ後の業界別採用状況
3. シンガポール産業の特徴
シンガポール最新の求人状況・おすすめ求人
求人数としては、2020年5月に最低数となりました。
その後、政府がシンガポール人・永住権をお持ちの方に対して給与の一部をサポートする施策等もあり、
求人数は急速に回復しました。
ローカル(シンガポール人及び永住権をお持ちの方)採用以外も、回復状況にあります。
最近でいうと、例年4月辺りに増加する日系企業での本帰任・辞任による交代要員の採用などが多くあります。
日本人向け求人の特徴としては、業界や業種の経験者を募集している求人が多い事です。
シニア層の採用に関しては、企業側も経営に関する重要な役割のため、非公開求人として人材紹介会社に依頼するケースがほとんど。
もしシンガポールで経験を活かしたキャリアアップをご検討中の方は、ぜひリーラコーエン シンガポールまでご相談下さいませ。
2021年以降は、シンガポールが得意としているバイオメディカル(医療品・医療機器)業界や
政府として力を入れているIT業界での求人が増えると言われています。
最近のおすすめ求人:
アドミンスタッフ (30808)
日系会計事務所にて、アドミンのお仕事を担当頂ける方をお探ししております!!
月給:3,000~3,500シンガポールドル
エリア:シティ
英語力:ビジネスレベル(英語での電話応答をいただきます)
仕事内容:
-書類の作成、処理や、受け渡しの業務
-シンガポールの各機関とお電話にてやり取り頂きます
-パソコンやネットなどにトラブルがあった際は、業者への連絡を行っていただきます
-お茶出しなどの来客対応
-入電があった際の対応を行っていただきます
-社内の備品整理や、整理整頓
【WEB広告】アカウントスペシャリスト(26401)
シンガポール本社のグローバルBPOの企業でアカウントスペシャリストを募集しております。
担当業務は、お電話・メール・チャットボックスを使って日本の中小企業向けにSNS広告の販売・促進です。
月給:4,500~5,500シンガポールドル
エリア:イースト ※
英語力:ビジネスレベル(英語での電話応答をいただきます)
仕事内容:
- SNS広告のソリューションのエキスパートとして、マーケティング目標に合った広告主のアドバイスを提供
- 日本の中小企業と連携して広告の掲載結果を改善
- 業者と協力して、広告顧客のサポート、製品に関するコンサルティング、コーチングの支援
- データ分析を実行し、顧客のプラン改善の提案、事業成長の支援
- 顧客の傾向を把握し、パートナーサポート、プロセスを強化し、ワークフローの改善の担当
- 顧客のフィードバックを統合し、内部及び外部のステークホルダーへ月次・四半期の取り組みの進捗状況の報告
- 顧客のフィードバックを収集し、広告商品や顧客体験を強化
コロナ後の業界別採用状況
コロナ禍の影響で、各企業の業績はもちろん、外国人に対するビザの引き締め施策も行われました。
そんな中でも採用を継続していた業界がまとめられていたので、ベスト5を挙げてみます。
1) Healthcare(ヘルスケア業界)
2) Education(教育業界)
3) Banking & Finance(銀行・金融業界)
4) Government(政府機関)
5) Computing & IT(コンピューター・IT業界)
ちなみに、一番影響を受けていたと言われる業界は以下の通り。
1) Aerospace
2) Grooming/Beauty/Fitness
3) Retail
4) F&B/Catering/Restaurant
5) Event Management/MICE
シンガポール全体産業の特徴
シンガポール全体の経済成長
MTI(The Ministry of Trade and Industry, 貿易産業省)は、2020年11月発表
シンガポールGDP成長率には、2020年は-6.5 ~ -6.0 %に、2021年には+4.0 ~ +6になると予想しています
※2020年11月発表
やはりコロナ禍の影響で、GDPは下がってしまいました。
特に大きく変化した要因としては、2020年4月7日から6月1日まで行われたサーキットブレーカー(大幅な経済規制)。
飲食業界やリテイル業界・観光業界などが大きく影響を受けました。
業態としては、全企業のうち、81%がシンガポール企業・19%が外国籍の企業となっています。
政府系がコントロールしている企業(GLC)がある?
シンガポールには非常に優秀な政府関連企業:GLC(Government Linked Company)があります。
例えば、シンガポール空港やテマセクホールディングス・シンガポールテレコムなど。
1959年以降、政府もしくは政府の持ち株会社からの出資を得て、政府が介入して経営されています。
現在もなおGLCはシンガポールの経済発展に大きく貢献しています。
業界別特徴
シンガポール国内のGDPのうち、およそ70%を占めるのはサービス業界。
卸売・小売業やIT業界が含まれます。
20~25%を占める製造業界も、シンガポールの主な業界の1つ。
主にはエレクトロニクスや科学・バイオ薬学・物流などといったセクターが挙げられます。
特にエレクトロニクスは製造業界の3分の1。
詳細については、シンガポール政府が運営するDepartment of stastics Singaporeのサイトをご確認ください。
表も見やすく作成されています。
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