2025年旧正月 シンガポールならではの楽しみ方5選！
こんにちは。
リーラコーエンシンガポール マーケティング担当の野上です。
もうすぐ旧正月ですね！
旧正月は春節、または当地では「Chinese New Year (略してCNY)」と呼ばれ、赤と金色が街を最も華やかに彩り、かつ祝福ムードにあふれるお祭りの一つです。
干支の数え方は日本と同じで、2025年は「蛇年」にあたります。
蛇は脱皮を繰り返す生き物として、不老不死に例えられることからとても縁起の良い生き物だとか。
また、今年2025年の旧正月は1月29日(水)にあたり、30日(木)と共に祝日となります。
そんな旧正月ですが、今年もシンガポールでは各地で中華の伝統と現代が融合した様々な関連イベントが繰り広げられています。
そこで今回は、在星者の皆様にとっても、この時期シンガポールを訪れる方にとってもぜひ体験をおすすめしたい旧正月のアクティビティをご紹介いたします。
【目次】
1.チャイナタウンで旧正月ムードを満喫
2.華やかな「チンゲイパレード」を鑑賞
3.繁栄を願い「魚生(ユーシェン)」を食べる
4.春到河畔(リバー・ホンバオ)フェスティバルを満喫
5. シンガポールの有名なお寺を訪問
6. 最後に
1. チャイナタウンで旧正月ムードを満喫
旧正月の活気の中心地となるのは、やはり都心部にあるチャイナタウンです。
赤色を中心としたランタンから、この時期に特に賑やかさを増す出店で活気にあふれます。
ストリートライトアップ
毎年、シンガポールではその年の干支をモチーフにした大きなモニュメントがチャイナタウン中心地のユー・トンセン通り、そしてその脇のニュー・ブリッジ通りを彩ります。
クリスマスを過ぎたころからそれぞれ設営が始まり、今年の蛇もそろそろお目見えかもしれません！
出店
チャイナタウンといえば出店、というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんがこの時期は特別なお店も多く出店されています。
薄くスライスされた豚肉(場合によっては鶏肉や牛肉も使用)を甘辛いタレで味付けし、炭火やグリルで香ばしく焼き上げた東南アジア(特にシンガポールやマレーシア)で人気のあるおやつ「バクワ(BaK Kwa)」や、バターが香る生地に縁起の良いとされるパイナップルのフィリングがふんだんに詰まったパイナップルタルト。
他にも年糕(ニエンガオ)と呼ばれる成長や繁栄を象徴するもち米のケーキなどの魅力的な旧正月を象徴する食べ物や、その他干支をモチーフにした縁起物など、伝統的な食品や飾りが並ぶ出店で雰囲気を楽しむことができます。
チャイナタウンツアー
旧正月の由来や文化について深く知ることができるガイド付きツアーも慣行されるのがこの時期。理解を深めたい方にはおすすめです。
2. 華やかな「チンゲイパレード」を鑑賞
旧正月の時期に開催されているシンガポール最大の多文化イベント「チンゲイパレード」はこの時期の見どころの一つです。
シンガポールに根付く多様な文化をモチーフとした豪華なフロートや伝統的な舞踊など、とにかく華やかなイベントであることが特徴です。
文化の多様性を象徴するパフォーマンスが楽しむことができ、シンガポールにいることの醍醐味を味わえるのが魅力です。
今年の開催日は以下の通りです。
鑑賞にはチケットが必要ですので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
日程：2025年2月8日～9日
会場：F1ピットビルディング(オンライン配信もあり)
公式ホームページはこちら
3. 繁栄を願い「魚生(ユーシェン)」を食べる
魚生(ユーシェン、Yu Sheng)とは、旧正月にシンガポールやマレーシア等で楽しまれる「繁栄サラダ」として知られる特別な料理です。
この伝統は、中国南部の潮州や広東地域からの移民によってシンガポールへ持ち込まれ、東南アジア独自の文化として発展したと言われています。
主にサーモンなどのお刺身や千切り野菜、ピーナッツ、ゴマ、甘いソースなどが彩り豊かに盛り付けられており、家族や友人が集まり、全員で箸を使って「ローヘイ（Lo Hei）」と呼ばれる儀式を行います。
ユーシェンの具材を高く持ち上げながら、幸運や繁栄を願う言葉を唱えるユニークな風習で、具材を高く上げ、大きな声で「ローヘイ」を唱えるほど幸運が舞い込むとされています。
シンガポールではこの時期多くの中華レストランで特別メニューとして提供されています。
親しい間柄でテーブルを囲みながら魚生を食べるのもこの時期ならではの楽しみですね！
4. 春到河畔(リバー・ホンバオ)フェスティバルを満喫
シンガポールきっての観光地、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ。
ここで毎年繰り広げられるイベント「春到河畔(リバー・ホンバオ、River Hongbao)」も旧正月ならではのイベントです。
伝統的な中国の伝説や干支をテーマにした大きなランタンや、音楽や武術のデモンストレーションなどのパフォーマンス、家族で楽しめる花火やカーニバルなどが見どころです。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの幻想的な夜の景色の中、水面に映し出されるランタンの影はとっても幻想的。週末はかなり混み合いますが、一見の価値アリのイベントです。
リバー・ホンバオ
日程：2025年1月27日～2月5日
会場：ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
公式ホームページはこちら
5. シンガポールの有名なお寺を訪問
日本でも初詣の習慣がありますが、シンガポールにあるお寺でもこの旧正月の期間中は特にその一年の無病息災や幸福を祈りにお参りに来る人々で大賑わいです。
以下のようなお寺にお参りに行くのもおすすめです。
天福宮(Thian Hock Keng Temple)：
歴史ある道教のお寺。
美しく飾られた春節の装飾が見どころです。
仏牙寺(Buddha Tooth Relic Temple)：
ブッダの歯が補完されているというこのお寺。
チャイナタウンにあり、毎年特別な儀式やお祈りが行われます。
6.最後に
今回は、今年2025年の旧正月のシンガポールならではの楽しみ方を5つお届けしました。
海外からの観光客を含め、地元の人々ととにかく多くの人で賑わう旧正月。
活気に溢れ、シンガポールにいる醍醐味を感じることができること間違いなし！
個人的にクリスマス、お正月の後にさらに盛り上がりフェスティブ・シーズンが続くシンガポールの活気がとても気に入っています。
この時期ならではの街の雰囲気はどこをとっても心温まる祝祭ムードが漂っています。
皆様にとっても、今年の旧正月が特別なものとなりますようお祈りいたします。
新年快乐!
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