求職者とのオンライン面接の定着化【2021年6月:須長】
こんにちは。
リーラコーエン シンガポールの法人営業担当の須長です。
日本にある人材会社から転職をし、リーラコーエンに入社。
フィリピンで約半年間の赴任を経験し、シンガポールはもうすぐ2年になります。
シンガポール政府より2021年5月14日に発表された行動制限から3週間が経ちました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
外出することも少なくなり、中には孤独を感じる方も多いかと思います。
人間は孤独を感じると免疫力が低くなり感染症にかかりやすくなるという研究結果も出ているそうなので驚きですよね。
もちろん人にもよるかと思いますが、別の病気にかかっては本末転倒になってしまうので、
ご無理をせずランニングやスポーツをしたりして気分転換をしてみてはいかがでしょうか。
私もテニスの球出し機(1,200ドル)を買って「ガーくん」という名前をつけて一緒に遊んでいます。
まだどうなるかわかりませんが、6月14日まで残り後少し。みんなで頑張っていきましょう。
今回はここ最近私が感じているオンライン面接の定着化について少しお話できればと思います。
このような状況下であることもあり、
昨今面接から内定までの流れを一貫してオンラインにて行う企業様が非常に増えていると感じております。
もともと弊社も海外から採用をすることが多く、オンラインで面接→入社まで行うことが非常に多くございました。
ただやはりネットを介した採用に慣れていない企業様からすると、
- オンラインで求職者の方とお話しても、実際のその人の雰囲気がわからない
- なんだかコミュニケーションがとりづらい気がする
- ネット回線のトラブルが起こったりして円滑に進まない場合がある…
など不便を感じることもあり、対面面接を好む方々はまだまだ多いかと存じます。
先日すべての選考をオンラインに切り替えた日系のお客様に「不便はないですか」とご質問したところ、
以下のようにおっしゃっておりました。
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不便さを感じることももちろんあるが、
それ以上にうちがオンライン面接に慣れていないせいで良い人材を逃すことのほうがデメリットに感じる。
実際外資系の企業は既存の形にとらわれず、オンラインでスピード感を持ってどんどん採用している。
ただでさえ人材の母集団が少ないシンガポールで、採用のスピードが遅くなることは致命的だと思っているし、
そのせいで競合他社と差をつけられることは避けなければならない。
コロナ禍に対面の面接を避ける優秀な求職者もたくさんいらっしゃり、我々が時代に合わせていかなければいけないと思っている。
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また工夫としては、通常の面接より長くアイスブレイクの時間を取るようにしているようです。
画面越しだとその方の人となりがわかりにくいこともある為、
仕事以外のコミュニケーションを通じて、その人をよく知るための工夫だそうです。
たしかに外資ではもうオンライン面接が一般的ですが、そこまでリスクとしてお考えだった事に驚きました。
私自身も、お会いして話したほうがその人のことがよく分かるというのは非常に同感です!
特に、初めてお仕事をするお客様とは一度お会いしたいと思っております。
しかし採用においては「スピード」は非常にアドバンテージになるため、
「競合他社に負けない採用力」ということを考えると、
やはりオンライン面接の定着化を検討していかなければいけないのかもしれませんね。
この記事が採用のヒントに繋がれば幸いです。
長くなってしまいましたが、お読みいただきありがとうございました。
【プロフィール】
須長 翔一(すなが しょういち)
アシスタントマネージャー @Reeracoen Singapore(リーラコーエン シンガポール)
1993年生まれ。1993年生まれ。フィリピンとシンガポールでの就労経験あり。
Reeracoen Singaporeで月間MVP賞を受賞!
【リーラコーエン シンガポール】
リーラコーエン シンガポールは、アジア8の国と地域に13拠点展開する日系の人材紹介会社です。
2011年の設立以降、転職希望者様・採用企業様の人材採用のご支援をし”年間500名以上の紹介実績”がございます。
ローカル・日本語人材・日本人の採用にお困りの際には、是非お気軽にご相談くださいませ。
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