【実際に住んでわかった】シンガポールMRT徹底解説
皆様こんにちは。リーラコーエン シンガポールのマーケティング担当Lisaです。
今回はシンガポールの交通の中で最も使われる、MRT(日本でいう電車)についてまとめてみました。
MRTとは?
シンガポールの地下鉄は、MRT(Mass Rapid Transit)と言います。
車内もとてもキレイで、主要な場所へのアクセスも抜群です。
しかも切符も安いので、生活には欠かせない交通手段になっています。
びっくりするのが、時刻表が存在しないこと。
2~7分の運行間隔で(一部の路線だけ10分前後)電車が来ます。
プラットホームの電子表示版で、何分後に次の電車が来るのかを確認することが出来ます。
チケット①普通切符
券売機から普通切符を購入することができます。
到着駅名を選び、片道もしくは往復での切符を買います。
現金のみでの購入になるので、10$以下のお札・小銭を用意しておきましょう!
日本との違いとして、カードの保証金が発生します。
保証金デポジットの10セント(約8円)が自動的に交通料金に含まれます。
ただ3回乗ると10セントが現金で返ってきます。
なお購入から30日以内であれば、6回までであればチャージして使うことができます。
その際には、チャージする際に上乗せされた保証金デポジット10セント分、6回目に乗るときに割引になります。
チケット②EZ-linkカード
こちらのカードは3回以上、MRTを利用する方におすすめです。
日本でいうスイカ、パスモのように事前チャージ形式のカードになります。
このカードを使うとMRT及びバスの利用料金が半額になるため、
もしシンガポール島内にお住まいの方であれば購入をおすすめします。
【購入方法】
各駅の改札窓口もしくはセブンイレブンで、購入できます。
購入料金は、場所毎に以下のようになっています。
地下鉄の改札窓口:12S$(5S$は手数料・7S$がチャージされます)
セブンイレブン:10S$(5S$は手数料・うち5S$がチャージされます)
【チャージ方法】
券売機にてチャージが可能です。
現金・銀行カード・デビットカードやクレジットカード(日本のものは使えない可能性があります)が利用出来ます。
観光時の払い戻しに関しては、10S$以上であれば窓口で対応してくれるようです。
【カードデザイン】
ちなみに購入する駅によって、デザインが違うのも面白いです。
私のカードは、アジアで有名なアニメ”WE BARE BEAR”のデザインです(笑)
飲食すると罰金!?ルールには気をつけて
①喫煙禁止:1,000S$の罰金
②飲食禁止(駅のプラットホームを含む):5,000S$の罰金
お子様のお水といった水分補給であれば、すぐに厳しい罰則につながらないケースが多いです。
ただルール表記はあるので控える・自己責任での判断になります。
③可燃性の液体、気体の持込:5,000S$の罰金
④ホームから線路に降りる:5,000S$の罰金
⑤ドリアンの持ち込み禁止
罰金はありませんが、匂いを考慮した持ち込み禁止ルールがあります(笑)
ちなみに子供料金は無く、身長90cm以下だと無料です。
特に年齢制限はなく、身長での判断になるのが日本での違いですね。
カラー別:6つの路線
島内にまたがって、MRTには6つのラインが有ります。
シンガポールでは路線の名前ではなく、色で表現することが多いです。
そのため、色と共に路線を紹介していきます。
East West Line (グリーン): 東西にまたがるグリーンライン。*主要駅:Raffles Place, Paya Lebar
North South Line (赤): 南北にまたがるレッドライン。*主要駅:Novena, Orchard
North East Line (紫):北と東のエリアをつなぐパープルライン *主要駅:Farrer Park, Harbor Front
Circle Line (黄色):名前とおりですが、島内を円を描いて一周するオレンジライン *主要駅:Stadium, Pasit Panjang
Downtown Line (青):中心エリアとノースエリアをつなぐブルーライン *主要駅:Chinatown, Bugis
Thomson-East Coast Line (茶色):2020年現在、建設中の路線です。
2021年を目処に工事が完了すると言われ、完成すればノースとイーストエリアをつなぐ茶色のラインです。
*主要駅:Marina Bay, Great World
最後に
公共交通機関がとっても安いシンガポール。
移動は本当に便利で、安く、定期券購入の必要も無いのが嬉しいです。
関連記事:
・【現地人材会社が解説】シンガポールの平均年収とは?~15業種別給与相場・生活費を公開~
・20代でシンガポールへ就職した女性の厳しい本音と、それでもシンガポールに残っていたい理由
・【シンガポールで働くママに聞いた】仕事と子育ての両立法・伝えたいメッセージ
・【現地人材会社が徹底解説】帯同した駐在妻(DP,配偶者ビザ保持者)がシンガポールで働く方法
Instagram や Facebookでは、時事ニュースを含むシンガポール生活情報も配信しております。
アジア各国からの情報収集の際には、リーラコーエングループで運営しているYouTubeもあります。
ぜひチェックしてみてください。
日系の人材紹介会社リーラコーエン シンガポールでは、
シンガポールでのパートタイム・フルタイムでのお仕事紹介だけではなく、あなたに合わせたキャリア構築・面接対策など無料相談を行っております。
また、在シンガポール10年以上のママコンサルタントもおり、一緒にシンガポールで働くママを応援しています
納得のいく転職を、日本人キャリアコンサルタントが最後までご支援させて頂きます。
シンガポールでの転職活動に関しまして、
情報収集やお仕事探しにお困りの際には、リーラコーエンまでお気軽にご相談下さい。